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2026/02/02 18:25



訪問ありがとうございます。

Crushの職人です。


今回は、当ブランドの定番革、イタリアの名門Lo stivale(ロ・スティバーレ社)が手がけるネブラスカについて。

革屋さんにいくと、様々な革を見せてくれます。初めてネブラスカを見て触れた時、自然と笑顔が溢れました。魅力的な革がたくさんある中で、ネブラスカにはとてもワクワクさせられたことを今でも覚えています。

私たちがなぜこの革を定番に選んだのか。魅力を少しでもお伝えできればと思います。


■概要

ネブラスカは、イタリア・トスカーナ地方の伝統的なバケッタ製法による、植物タンニン鞣し牛肩部分の革です。

最大の特徴は、ドラムという巨大な樽の中でじっくりと回転させて生み出される、天然のシボです。型押しによる規則的に整えられたシボとは異なり、不規則でダイナミックなシボとなります。

また、肩の革であることから、首筋に現れるトラと呼ばれる大きなシワが刻まれていることがあり、1つとして同じ柄のないとても表情豊かな革となります。


■良い点|質感とエイジング

オイルをたっぷりと含んでいるため、もっちりとした柔らかさがあります。乾燥に強いので手に馴染む質感が続き、ずっと触っていたくなるような優しさを感じることができます。

最初はマットな見た目をしていますが、使い込むほどに、透明感のある艶が生まれます。イタリアンレザーの中でもエイジングは速い方で、1ヶ月ごとに写真を撮っておくと変化に驚くかもしれません。大切にしてきたこちらの気持ちに応えるように美しさがどんどん引き出されていく様は、自分だけに唯一無二の表情を向けてくれている感覚を覚えます。

■気になる点|不均一さと水濡れ、傷への弱さ

概要でも触れましたが、ネブラスカはとても豊かな表情を持ちます。大小豊かなシボがある部分もあれば、滑らかな部分もあります。トラも個体によって様々です。唯一無二、世界に一つとも言えますが、均一な表情を求める方には不向きかもしれません。

植物タンニン鞣しは、水に濡れるとシミになりやすい性質があり、引っ掻き傷などもつきやすいです。しかしネブラスカはオイルが多く含まれているため、比較的水に強く、小さな傷も擦れば目立たなくなることがあります。シミや傷が残ってしまったとしても、思い出として刻まれつつ、全体としては馴染んでいく面白さがあります。


■まとめ

手にした瞬間の驚き、増していく愛着。

私たちがCrushを通して皆様にお届けしたい体験を、最も体現してくれる革でした。

それがネブラスカを選んだ理由です。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

少しでもネブラスカの魅力が伝わっていたら嬉しく思います。


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